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東京都で彫金教室を探す時に気を付けてほしい3つの事。

JewelryTown

2016.10.20

彫金教室・アクセサリースクール・ジュエリーの専門学校・銀粘土教室などなど、様々な形でジュエリー・アクセサリーの作り方を学べる環境が今の日本にはあります。

東京都だけでも軽く60校を超えるジュエリー・アクセサリーを学べる場所があります。

実はここ数年少しずつですが増えてきているんです。不思議と思う宝飾業界の人も多いかもしれません。

大きなジュエリーの専門学校や歴史のある彫金教室がここ数年生徒が激減していたり、閉校した学校もあったからです。

業界全体の売上高が減少する中、ジュエリースクールが増えているのには原因があります。

 

実は簡単に始める事ができるのも彫金教室の特徴です。

陶芸教室やダンス教室などと比べて圧倒的に小さいスペースで教室を開講できるのもジュエリースクールビジネスの特徴です。

また、技法を限定し単に指輪やネックレスを作るというのであれば、そんなに複雑な道工具も必要はありません。

昔の人達はほとんど道具がない中、技術力を高めてクオリティーの高いモノ作りをしていた事は事実です。

だから、気合いと根性と職人を目指せる時間さえあればクオリティーの高いジュエリーを作れるようになります。

事実、伝統的なジュエリー制作を教えてくれる学校の先生は最新設備なんかなくてもクオリティーの高いジュエリーを作っています。

しかし、、一言でジュエリースクール(彫金教室)と言っても実は大きく4つに分けられるのです。

その違いを理解しないで、単にジュエリースクール(彫金教室)に入れば思っているジュエリーが作れるようになるかというとそうではないので、今回の記事を書いてみました。

 

気を付ける事その1・・・ジュエリースクールにもレベルの違いや目的の違いがある。

彫金教室にも大きく分けると4つの違いがあります。更に細かく分けていく事も出来ますが、以下に書いてみます。

1.設備を更新しながら、ジュエリー制作とジュエリービジネスを教えてくれる学校
2.設備を更新しながらジュエリー制作を教えてくれる学校

3.昔ながらの技術で伝統技法を教えてくれる学校
4.趣味としてカルチャースクールのような楽しめる学校。

このうち、見分けがつきにくいのが2と3の違いです。

なぜなら、その学校自体が自分達が教えている事が古くなっている事に気が付いていないケースがたくさんあるからです。

気が付いていない学校は、新しい技法や設備が生まれている事に気が付いていないので、悪気がなく、

うちがスタンダードです。

最新技法を教えています。

と学校見学に来た人に伝えてしまいます。

初めての人がこれを見抜くためには複数の学校見学をしないといけないのですが、忙しい人は最初の学校見学で決断をしてしまう人が多かったりもします。

 

2と3の違いを見抜く簡単な方法

トップブランドなどの制作の現場では多くの最新設備をどんどん入れています。その理由は効率よく、スピーディーにクオリティーの高いジュエリーを作る為です。

これは、ジュエリー制作の為の工具を販売している工具屋さんに聞いてみると、最近売れている設備がどのようなものかをすぐに教えてくれるはずです。

トップブランドの制作現場に入っている重要設備とは、いくつかありますが、ここ数年のトレンドを4つだけ書いてみます。

1.レーザー溶接機
2.ジュエリーCADソリューション(造型機も数種類あります)
3.レーザーマーカー
4・3Dスキャナー

以上の4つの2つぐらいはあるかどうかを確認してみると2と3の違いを知る事ができるはずです。

1.のジュエリー制作とジュエリービジネスを教えてくれる学校はすぐにわかります。

カリキュラムを見ればわかります。

ビジネスに必要な要素はモノ作りだけではないので、それがカリキュラムになっている学校を見つけるだけです。

ブランディングやマーケティングのノウハウを教えてくれる学校を探してみて下さい。

ひとつだけ注意点があります。

よくあるトラブルのひとつですが、ブランドをもってジュエリービジネスをやっているから、ジュエリービジネスを教える事が出来る。と言っている学校もありますが、

ここには注意が必要です。

上手くいっているジュエリービジネスをしている学校と。

上手くいっていないジュエリービジネスをしている学校があるからです。

どこで、どのようにジュエリービジネスを展開しているのかを確認する必要があります。

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気を付ける事その2・・・カリキュラムの更新頻度を確認して!

カリキュラムやテキスト作りというのは実はとても大変です。

人気があるジュエリースクールや専門学校であれば、しっかりとしたカリキュラム作り。テキスト作りに人材や予算を割く事ができます。

だから、テキストに掲載されている作成例などは今時の雑誌などで見る事が出来るデザインが多く配置されているはずです。

しかし、人気がない学校ではここに予算を割くことが難しいのです。

だから、テキストが古いままの学校があるのです。

古い。新しいの見分け方は掲載されているデザインを見ればだいたいわかるはずです。

今時、これを身に付ける人がいるのかな・・・と思ったら注意が必要です。

 

気を付ける事その3・・・大手と取引。有名人との仕事。雑誌掲載。これを聞いたら気を付けて。

実は、これらの実績がある先生達はたくさんいます。

しかも、技術や人間力があるからそのような仕事をしてきたのだと思います。

しかし、大した実績がない人も同じような事を記載している場合があるんです。

大手や有名人という物差しは人によってちがいます。

その人にとっては大手。

その人にとっては有名人。

という場合があるからです。

秋葉原名でアイドル活動をしている人を有名人という人もいれば、

マイケルジャクソンを有名人という人もいるからです。

また、雑誌掲載という場合も広告なのか取材なのかでも意味が全然違ってくるはずです。

日用雑貨の雑誌なのか。

有名なファッション雑誌なのか。

どの雑誌にいつ掲載されているのかを確認する事をおすすめします。

実は、下請けの仕事はあまり公表できない仕事もたくさんあります。

そこを逆手にとって公表は出来ないけれど、あなたにだけこっそり教えます。

僕はマイケルのネックレスを作った事があるんですよ。という事を言っている人には注意が必要です。

公表できない実績を営業トークに使っている所には気を付けた方が良いと思います。

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などなど、少し書きずらい事を書いてみました。

でも、一人でも多くの人がジュエリー制作やジュエリービジネスを楽しんでもらいたいと思っています。

自分の目的に合わない学校に気が付いたら何年も通ってしまっていた・・・

もっと早く気が付いていれば・・・

そんな人達が少しでも減ってくれればと思って書きました。

 

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