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金の純度の基礎知識:単位や24金・18金・10金の違い、純度の調べ方を解説

JewelryTown

2022.4.30

金の純度とは?単位や確認方法を解説

金 純度金(ゴールド)の価値を把握するには、金の純度についての正しい知識が必要です。

本記事では、金の純度を示す単位から、24金(24K)・18金(18K)・10金(10K)というキーワードが示す意味やそれぞれの違いに至るまで、丁寧に解説します。

「金の純度の調べ方は?」「見た目で違いは判別できる?」などの疑問にもお答えします。

 

金の純度とは

金の純度とは、ジュエリーなどの金製品にどのくらい金が含まれているかを表す割合のことです。

たとえば純金なら「24金」「K24」「24K」などと表記されます。「K」は純度の単位で、読み方は「カラット」です。「KT」と表記する場合もあります。

金の純度が高いほど、「◯◯金」の◯◯の部分に入る数字の値が高くなり、金の価値も上がります。

なお、◯◯に入る数値のMAX値は「24」です。

18金(18K)や10金(10K)の金製品は、金に他の金属を混ぜて作られたものということです。

 

金の純度が24分率で表示されるのはなぜ?

金の含有率を示す純度の単位は、24分率で表示されています。

金の純度が100分率ではなく24分率で表示されるのは、金が古い時代から取引されてきた頃の名残です。

当時は金の純度を示す基準が24分率しかなかったこともあり、その頃の表示が現代でも受け継がれています。

 

金に他の金属を混ぜるのはなぜ?

金製品の中には、18金(18K)や10金(10K)などの製品もあります。

金の価値でいえば当然、24金が最上級ですが、世に出回っているジュエリーの多くは18金(18K)や10金(10K)、もしくはそれ以下の純度です。

純金のジュエリーが多く出回っていないのは、「金が非常に貴重な金属だから」ということ以外にも理由があります。

純金は柔らかく熱に弱いという性質を持っているため、純金でできたジュエリーは傷がつきやすかったり、型崩れをしやすかったりと、非常に取り扱いが難しいのです。

結果、ジュエリーや時計などの金製品を作る際には、強度を高めるために他の金属を混ぜることが多いのです。

 

カラーゴールドはどんなゴールド?

金製品の中には、カラーゴールドと呼ばれる原料を使用したものがあります。

カラーゴールドとは、金にさまざまな金属を配合した結果、色合いが変化した金のことです。

たとえば金に銀や銅を配合した金製品は、黄色みがかった色合いの特徴からイエローゴールド(YG)と呼ばれています。

ほかにもピンクゴールドやグリーンゴールド、ホワイトゴールド、レッドゴールドなどの種類があり、ゴールドともに人気の原料です。

 

金の純度ごとの違い・用途を解説

金 純度金の純度ごとにそれぞれ異なる特徴があり、用途にも違いがあります。本項目では、金の純度ごとの特徴や用途について、詳しく解説します。

 

24金(24K)の特徴・用途

24金(24K)とは、金の純度99.99%以上の純金を意味します。

金以外に他の金属が含まれていないため、金本来の輝きが失われず、金の中でも最も価値の高いものとされています。

金製品に1000やFINE GOLDなどの刻印があるものは、24金と同じく純金を意味する表示です。

24金は、インゴットやコインなど資産価値のある製品に加工されることが多いです。

 

22金(22K)の特徴・用途

22金(22K)とは、91.7%の金が含まれていることを意味します。

純金に比べると金の含有率は低いものの、他の金属が含まれているため純金よりも強度が高いのが特徴です。

22金は純金に近い輝きを放つため、一般的に高価なジュエリーやアクセサリーの原料として使用されることが多いです。

 

18金(18K)の特徴・用途

18金(18K)とは、75%の金が含まれていることを意味します。

金の純度を保ちつつも他の金属を混ぜることで強度を高めているため、金の輝きと耐久性のバランスがいいと言われています。

純金と比べて柔らかすぎないため、彫刻や加工がしやすいこともメリットです。

またイエローゴールドやピンクゴールドなど、色合いのバリエーションが豊富なのも18金ならでは。

18金は、ジュエリーのほか、カメラや時計などに使用されることが多いです。

 

14金(14K)の特徴・用途

14金(14K)とは、58.5%の金が含まれていることを意味します。

24金や18金と比べると金特有の輝きは損なわれますが、他の金属の含有率が高い分、耐久性があるのが特徴です。

14金は金の含有率が低い分、価格も抑えられるため、ジュエリーのほか、万年筆のペン先などの日用品にも使用されています。

 

10金(10K)の特徴・用途

10金(10K)とは、42%の金が含まれていることを意味します。

金の純度は低いため、金本来の色や輝きは少ないものの、強度が高く安価で手に入りやすいという特徴があります。

ただし他の金属の含有率が高い分、金属アレルギーを起こす可能性は、純金や18金と比べると高くなるので、注意しましょう。

10金(10K)は、普段使い用のジュエリーやアクセサリーなどに使用されることが多いです。

 

金の純度の調べ方を解説

金 純度所持しているゴールドジュエリーの純度を自分で調べてみたい、という方もいらっしゃることでしょう。

金の純度の調べ方は、大きく分けると「自分で調べる方法」と「専門業者に依頼する方法」の2種類があります。

 

パッと見で見分けることはできる?

金の純度は、ただ見ただけで判断することは難しいと言われています。

そのため、専門業者を除く一般の方がすぐに金の純度を調べることはできません。

金の純度をきちんと調べたいのであれば、見た目以外の部分をしっかり確認していきましょう。

 

金の純度の調べ方1:刻印を確認する

金の純度の調べ方として最もポピュラーなのは、金製品の刻印を確認する方法です。

多くの金製品の中には、金の純度を示す24金(24K)や18金(18K)などの刻印があります。

また、イエローゴールドやピンクゴールドのカラーゴールドの製品の場合、純度の後にYGやPGなどの略称が入っていることも。

金製品の刻印は、指輪であれば指輪の内側にネックレスであれば、留め具の位置にあることがほとんどです。

自分自身で金の純度を調べたい方は、まず金製品の刻印の有無を確認してみましょう。

 

金の純度の調べ方2:比重を測定する

刻印がない金製品の金の純度を調べるには、比重を測定する調べ方がおすすめです。

比重とは体積あたりの重さを意味する言葉で、1立方センチメートルあたり何グラムかを調べることで金の純度がわかります。

金製品の比重を測定する一般的な方法は、重さと水を使用する測定方法です。

  1. キッチンスケールなどで金製品の重さを計測し、メモをする
  2. 計量カップなどの容器に水を入れて、重さを計測してメモをする
  3. 水の入った容器に金製品を入れ、重さを計測してメモをする
  4. 金製品の重さ÷水に入れた金製品の重さ(金製品を入れた水の重さ-水の重さ)を計算して、比重を割り出す

上記の方法で比重を割り出せたら、次は金の純度別の比重と照らし合わせてみましょう。

金の純度別の比重は、以下を参考にしてみてください。

  • 24金(24K):19.13~19.51g/㎤
  • 22金(22K):17.45~18.24g/㎤
  • 18金(18K):14.84~16.12g/㎤
  • 14金(14K):12.91~14.44g/㎤
  • 10金(10K):11.42~13.09g/㎤

 

金の純度の調べ方3:金買い取り業者などに依頼する

自分自身では金の純度が調べられない、あるいはきちんと金の純度を調べたいという方は、専門業者に依頼するとよいでしょう。一番簡単なのは、金の買い取り業者に連絡することです。

専門業者は金の純度を調べる専用の測定器を使用しているため、正確な金の純度を調べられます。

 

金の純度の調べ方番外編:試金石を使う

金の純度を調べる方法として、試金石を用いた調べ方もあります。

試金石とは、江戸時代から金の純度の調べ方として用いられてきた道具です。試金石には碁石などに用いられる那智黒石と呼ばれる黒い石が使用されています。試金石を用いた金の純度の調べ方は、以下の通りです。

  1. 試金石に金製品をこすりつける
  2. 試金石に硝酸をかけて変色具合を見る
  3. 硝酸をかけても消えない場合、灰をかけて変色具合を見る

試金石に硝酸をかけても変色しない場合、14金(14K)以上の純度である割合が高いといえます。

また、硝酸と灰をかけても変色しない場合は、18金(18K)以上の純度の高い金であることがわかるのです。

ただし、試金石に使用する硝酸は第6類危険物に指定されているため、取り扱いには注意が必要です。

 

金の純度についての基礎知識まとめ

金 純度金(ゴールド)の純度とは、金の価値や取り扱い方法を知るために欠かせない情報です。

金の純度を意味する単位や刻印は、金の純度が一目でわかる便利なもの。

金の純度の見方や刻印の位置などをきちんと知っておけば、金製品の価値をしっかりと見極められます。

これから金製品を購入してみたい、自分自身の金製品の価値を知りたいという方は、ぜひ金の純度の正しい知識を身につけましょう。