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ダイヤモンドが高いのはなぜ?その理由と今後の価値予測をご紹介

JewelryTown

2022.7.14

ダイヤモンドが高いのはなぜ?理由3選

ダイヤモンド なぜ高いダイヤモンドは他の宝石類と比べてなぜ高いのか、その理由をご存知ですか。

希少性が高いと聞いたことはあるけれど、それがどの程度のすごさなのかはわからないという方が大半なのではないでしょうか。

本記事は、ダイヤモンドの価格が高い理由と、今後もその価値は揺るがないものなのかという価値予測についてご紹介します。

まずはなぜそこまで高いのか、という理由から見ていきましょう。

 

採掘にコストがかかる

天然のダイヤモンドは、地下150kmより深く、高熱と高圧力が同時に加わるような溶岩の中で生成されます。私たち人間は、それらが長い時間をかけて地表近くまで上がってきたものを採掘するというわけです。

つまりダイヤモンドが採掘できるのは、ごく限られた場所のみ。しかもそこにたどり着くまでの移動時間や採掘自体のコストもかかります。

さらに採掘したとしても、すぐにダイヤモンドが見つかるわけではありません。採掘された膨大な石の中から宝石となるダイヤモンドを見つけ出さなければいけないのです。

 

希少価値が高い

ダイヤモンドはほかの宝石に比べて希少価値が高いといわれています。

なぜなら、採掘されたダイヤモンド原石のうち、宝石として加工できるダイヤモンドは1割程度と少ないからです。

供給量が少ないからこそ、ダイヤモンドの値段は必然的に高くなってしまうのです。

 

加工にコストがかかる

ダイヤモンドは研磨度合いによって輝き方が変わり、価値も左右される宝石ですが、その「研磨」にも非常にコストがかかります。

というのも、ダイヤモンドはどの宝石よりも硬く、研磨するのに手間がかかるのです。研磨には研磨用のダイヤモンドを使用し、手作業で加工する場合もあります。そこには高い技術が求められるからこそ、その分費用もかかるのです。

 

ダイヤモンドは今後も高い?

ダイヤモンド なぜ高い気になるのは、今後もダイヤモンドが高いのかということ。ダイヤモンドいえば「希少なもの」「永遠の輝き」などといわれ、どの宝石よりも勝る宝石として数多くの人に愛されています。しかし、中には「手軽にダイヤモンドを身につけたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、今後ダイヤモンドは高くなるのか?といった疑問にお答えしていきましょう。

 

人工ダイヤモンドの浸透により相場が下がる可能性

実は、ダイヤモンド市場は変わりつつあります。

これまでお話ししたダイヤモンドは、地下深くに眠る炭素の結晶である「天然のダイヤモンド」です。

しかし近年、合成ダイヤモンド(人工ダイヤモンド)が出現し、とても早いスピードでダイヤモンドを生成することが可能になりまました。

この合成ダイヤモンドが浸透し、需要が高くなっていることから、ダイヤモンドの相場が下がる可能性があるともいわれています。

「人工と天然では、結局クオリティに圧倒的な差がつくのでは」と思われるかもしれませんが、それがそうでもないのです。昨今の合成ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと品質がほぼ変わらないレベルまできています。ひと目見ただけでは、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドとで見分けがつかないという人も珍しくありません。

さらに、人工ダイヤモンドは採掘にコストがかかりません。そのため、天然ダイヤモンドよりもぐんとリーズナブルな価格で手に入れることができます。

現代人は、天然ダイヤモンドとほぼ同じ輝きを放つのであれば、人工ダイヤモンドでもまったく問題ないと考える人も多いので、今後ますます市場に広がっていくでしょう。

 

発掘技術や加工技術の進歩により、コストが抑えられるようになる

ダイヤモンドの採掘や加工は歴史が古く、15世紀にもさかのぼります。

採掘における技術や加工技術は、そのころから日々進歩しているため、以前よりもコストがかからなくなってきています。

 

ブライダルジェリーは特別?

とはいえ、ブライダル向けなどの特別なジュエリーには、今後も天然ダイヤモンドが選ばれ続ける可能性が高いでしょう。

ブライダル関連は、基本的には一生に一度のことですから、特別なものを贈りたいという人がほとんどです。そうなるとやはり、天然ダイヤモンドがふさわしいと考えるのも自然なことです。

 

ダイヤモンドが高い理由まとめ

ダイヤモンド なぜ高いダイヤモンドが高い理由は、採掘や加工にコストがかかり、希少性が高くなるからです。

一方で、合成ダイヤモンドの出現などの理由により、将来的に価格は下がっていくのではないかという予想もあります。

ブライダルなど特別な日を除いて、気軽にダイヤモンドが使える日もそう遠くはないかもしれませんね。