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プラチナってどんな金属?

JewelryTown

2016.5.15

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プラチナって・・・・・なに?

「21歳でもらうと幸せになれる!」とウワサのプラチナ☆
確かにキレイだし、いいジュエリーはだいたいプラチナ使ってるような気がする・・・・・
でもなんであんなに高いの?
このページではプラチナの人気の秘密を解説いたします!

まずは注意!

プラチナの説明をする前に知っておいてもらいたいことがあります。それは、「プラチナ」と「ホワイトゴールド」は違う金属であるということです。
ジュエリーに関わる仕事をされている方には当たり前のことですが、一般の人の中にはこの二つを混同されている方がいるようです。
プラチナのことは日本語で「白金」と表記されるため、ホワイトゴールドとの混同がおこってしまいます。
ちなみにホワイトゴールドは「白い金」ですのでお間違えなく。

プラチナってどんな金属なの?

さて、ではプラチナとはどんな金属なのでしょう?
簡単に言ってしまうと、プラチナは強い金属です。
酸やアルカリ、汗などにも非常に強いので温泉に入っても変色・変質しません。
また温度に対しても強く、金の融点が1063℃、銀が961℃に対し、プラチナの融点は1772℃と非常に高く、普通の火事くらいでは溶けません。「家が火事で焼けてしまったが、焼け跡からプラチナのリングがそのまま出てきた。」なんて話もあるくらいです。

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プラチナが人気の理由!

最近では白い金属が人気のため、その筆頭であるプラチナの人気には目を見張るものがあります。
白い金属が人気なのであれば、白い金であるホワイトゴールドでもいいんじゃないか?と思われる方もいるかと思います。確かにホワイトゴールドも金であるのですばらしい金属ですし人気もあります。
それでもプラチナが筆頭に上げられる理由はいくつかあります。

強い金属だから、という他にはまずその希少性が挙げられます。プラチナの年間産出量は金のだいたい20分の1程度しかありません。
さらに、プラチナは純粋な白い金属であるということも挙げられます。
ホワイトゴールドは「白い金」だといいましたが、実はホワイトゴールドは金に白い金属であるパラジウムシルバーを混ぜた合金なのです。そして混ぜ合わせて作っても若干黄色味が残りますので、その黄色味を消すためにロジウムという金属のメッキ加工を施してあります。
その点プラチナというのは他の金属を混ぜたりメッキ加工をしなくても純のままで白い金属なので人気があるのです。

上記のようにプラチナは世界的に見ても人気の高い金属ですが、特に日本人はプラチナが好きです。
日本の結婚指輪や婚約指輪の9割以上がプラチナを使用して作られています。高い希少性や変色しにくい強さ、また無垢な白さが人生の節目である婚約・結婚にふさわしいとされ歓迎されているのです。

プラチナデータ

元素記号
Pt
融点(℃)
1772
電気伝導率(IACS%)
16
硬さ(Hv)
60~110
密度(g/cm3)
21.45