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ジュエリーデザイナーになるには?必要な資格やスキル、向いている人とは

JewelryTown

2024.4.21

ジュエリーデザイナーになるには、どうすればよい?

ジュエリーデザイナージュエリーデザイナーという仕事に興味はあるけれど、ジュエリーデザイナーになるにはどうしたらよいのかわからない……。

そんな疑問を持つあなたのために、ジュエリーデザイナーになるためにはどのような資格やスキルがあるとよいか、独学でもなれるのか、向いている人はどんな人かなどを解説します。

まずはジュエリーデザイナーの仕事内容や、ジュエリーデザイナーになるにはどういうルートがありうるのかといった基本的なところからお話ししていきます。

 

ジュエリーデザイナーの仕事内容とは

ジュエリーデザイナーの主な仕事は、文字通り、ジュエリーデザイン画を作成することです。まずはラフ画を描き、パソコンのグラフィックソフトでデザイン画を仕上げ、イメージを形にしていくという流れが一般的です。

またジュエリーの企画・マーケティングの段階から関わることも多く、企画兼デザイナーの肩書きを持つ人も少なくありません。その場合は、コストや数量、納期、耐久性、ブランドコンセプトなどを総合的に考慮したうえでのデザイン提案が求められます。

 

ジュエリーデザイナーへのなり方とは

ジュエリーデザインの基礎知識を習得するのに一番手っ取り早いのは、ジュエリーデザイン関係の専門学校や、芸術・美術系の大学に進学して学ぶことです。

そのような学校を卒業後、ジュエリーメーカーやジュエリーショップ、ジュエリーブランドに就職するのが王道ルートといえるでしょう。

とはいえ、そのようなルートでしかなれないかというと、けっしてそんなことはありません。独学で学び、自分のセンスや技術を生かして、フリーランスでデザイナーとして活躍する人もいます。

また社会人になったあと、余暇で民間のジュエリースクールや通信教育で専門知識を学び、ジュエリーデザイナーとして活動し始めるかたも増えています。

たとえば、東京・恵比寿にある「ラヴァーグジュエリースクール」は、未経験者にも大人気のジュエリースクールです。

ジュエリーCADや彫金などの技術を学ぶ講座だけでなく、ジュエリーを仕事にしていきたい人のためのアントレプレナー(ブランド設立)育成講座もあるので、ジュエリーデザイナーになるためのあらゆるスキルが取得可能。

授業の予約は好きな曜日、好きな時間を自由に選択可能なので、社会人でも無理なく通いやすいと評判です。

 

ジュエリーデザイナーに必要な資格・スキルとは

ジュエリーデザイナージュエリーデザイナーとして働くには、絶対にこの資格がないとダメ!という資格はありません。ただし、この資格やスキルを持っていると就職に有利、という資格やスキルは存在します。

ここでは、ジュエリーデザイナーになるにあたって役立つ資格やスキルをいくつかピックアップしてご紹介します。

※資格関係についてより詳しく情報収集したいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

 

貴金属装身具製作技能士

貴金属装身具製作技能士は、金属素材(プラチナ、金、銀など)や宝石類を使って、指輪やネックレスなどのアクセサリーを制作する技能を認定する資格で、国家資格である技能検定制度の一種です。

貴金属装身具製作技能士になろうと思ったら、まずは受験資格を得なくてはなりません。どの級を目指すかにもよりますが、実務経験や、専門の学校で関連学科を修了していることが条件となる級もあるので、この時点でハードルが高いと感じる方も少なくないでしょう。

しかし、それだけ難易度の高い「国家資格」だからこそ、取得できればかなり箔がつくはすです。

>詳しくはこちら(中央職業能力開発協会公式HP)

 

ジュエリーコーディネーター

ジュエリーコーディネーターとは、お客様がジュエリーを安心・安全に購入できるように、豊富な知識に基づく適切なアドバイスやコーディネートを行うことができる人を指します。

ジュエリー販売に関する資格ではありますが、ジュエリーの企画にも役立つこと間違いなしの資格です。

>詳しくはこちら(日本ジュエリー協会公式HP)

 

ジュエリーCADの操作スキル

ジュエリーCADとは、パソコンのCADソフトを使ってジュエリーをデザインし、ジュエリーの原型を作るモデリング技術のこと。

手軽かつ便利とあって、最近では多くのジュエリー制作現場でジュエリーCADが用いられています。

※ジュエリーCADについてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

 

Illustratorの操作スキル

Illustratorとは、Adobe(アドビ)社が提供している、デザイン・レイアウトソフトです。

トップジュエリーメーカーのデザイナーは、このソフトを使ってジュエリーデザインを行っていることが多いので、ぜひ自由自在に使いこなせるようになっておきたいものです。

>詳しくはこちら(Adobe Illustrator紹介ページ)

 

ジュエリーデザイナーに、独学でもなれる?

多くの人は専門学校や大学に進学してデザイナーの道へと進んでいきますが、独学でジュエリーデザイナーになることも可能です。

また民間のジュエリースクールや通信講座などで基本的な知識を学びながら、ジュエリーショップでアルバイトをしたり、ハンドメイドでジュエリーを作って販売したりする人も増えています。

とあるジュエリーデザイナーは、友人の「こんなジュエリーがほしいけどどこにもなくて……」という悩みを受けて、自分でデザインしてつくってみたらとても喜ばれたという経験がきっかけで、オリジナルブランドをスタートしたとのこと。

現在はフリーランスのジュエリーデザイナーとして活動中で、最近では百貨店のイベントスペースやフェス、ネットなど、販路を広げて活躍しているそうです。

 

ジュエリーデザイナーに向いている人

ジュエリーデザイナージュエリーデザイナーに向いている人は、たとえばこんなタイプです。

・ジュエリーが好きな人
・細かく、地味な作業が好きな人
・ものづくりが好きな人

何よりも大切なのは、とにかくジュエリーが大好きということ。ジュエリーを身につけたり、見たりするだけでハッピーになれるという方は、ジュエリーデザイナーに向いているでしょう。

またジュエリーはとても小さいものなので、細かいデザイン画を描く必要もあります。細かく地味な作業でも苦痛に感じない人は、ジュエリーデザイナーになる素質があるといえます。

 

ジュエリーデザイナーとして食べていくのは大変?

ジュエリーデザイナージュエリーデザイナーとしての収入のみで生活するということを考えると、一般的には難易度が高めかもしれません。

というのも、ジュエリーデザイナーはほかのデザイナー職(ファッションデザイナーや建築デザイナーなど)と比べても求人が少ないため、そもそもなれる人が限られているという前提があります。

またなれたとしても、ずっと第一線で活躍し続けるためには、絶え間ない努力が求められます。

フリーランスであれば、ジュエリーデザイナーを名乗った瞬間からジュエリーデザイナーになれますが、それだけで食べていけるようになることの難易度は、会社員のジュエリーデザイナー以上に高いといえるでしょう。

 

ジュエリーデザイナーへの道は険しくも夢のある仕事

ジュエリーデザイナージュエリーを愛する人にとって、ジュエリーデザイナーは非常に夢のある仕事です。自分でデザインしたジュエリーが形になり、お客様に認められるなんて、こんなに嬉しいことはないですよね。

ジュエリーデザイナーになるのはけっして簡単なことではありませんが、少しでも興味のある方はぜひ、自分にあった方法で一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。