ペアリングはつけっぱなしにするのが普通?お風呂や寝るときは?
2024.6.24
ペアリングをつけっぱなしにしても大丈夫?
恋人との絆の証であるペアリング。しかし「肌身離さず身につけるものなのか、デートのときだけ身につけるものなのか迷う」「お風呂に入るときや寝るときもつけっぱなしにして大丈夫なのか気になる」なんて方もいるのでは。
結論からいうと、主に衛生的な観点からして「ペアリングのつけっぱなしは控えたほうがいい」ということになります。
つけっぱなしでもトラブルが起きにくい素材はありますが、それでも定期的に、最低でも1日1回以上は外してお手入れをしましょう。
とはいえ、つけたり外したりする頻度はなるべく減らしたいという方もいらっしゃることと思います。
そこでまずは「お風呂に入るときや、寝ているときはつけていても大丈夫?」という疑問にお答えします。
お風呂に入るとき、ペアリングをしたままでも大丈夫?
基本的に、入浴時にはジュエリーを身につけないことをおすすめします。
プラチナやゴールドなど、水に強い金属素材もありますが、だからといって推奨はできない理由があります。
たとえば入浴剤を使用する場合や、温泉に入る際には、絶対に外さなくてはいけません。入浴剤や温泉には、指輪の変色やくすみの恐れがある成分が含まれていることがあるからです。
また浴室内では、石けんやシャンプーを使用した際に、指輪がうっかり外れてしまうという危険性もあります。指輪の隙間に石けんやシャンプーの液体が入り込むことで、指輪がスルッと抜けやすくなるのです。
すぐに気付いて拾うことができればいいのですが、そのまま流れてしまう可能性も無きにしもあらず……。
「気がついたら排水溝の中に入ってしまった」ということがないように、お風呂に入るときはペアリングを外す習慣をつけておくといいですね。
寝るとき、ペアリングをしたままでも大丈夫?
では、寝るときはどうでしょうか。こちらも、ペアリングは外しておくほうがいいでしょう。
「寝るときまで?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、就寝時は知らず知らずのうちに汗をかいたり、手足が動いたりしているもの。
汗が原因で肌トラブルを起こす可能性や、手が壁やベッドの手すりなどに当たって傷が付く可能性があります。せっかくのペアリングに傷や歪みが生じたら悲しいですよね。
入浴後に就寝するリズムがある人は、そのまま外しておく習慣をつけておくといいかもしれません。
つけっぱなしでもトラブルが起きにくい素材って?
それでも「できるだけペアリングを身につけておきたい」というカップルは多いでしょう。
つけっぱなしでもトラブルが起きにくい指輪の素材は、ずばりプラチナとゴールドです。
また、医療器具で使用されているサージカルステンレスも変色やサビの心配がなく、つけっぱなしでもトラブルが起きる可能性が低いです。
「ペアリングはデートのときだけつける」のはアリ?
ペアリングを装着するタイミングについては、いろいろな考え方があります。「毎日身につけるもの」という考えの人もいれば、「デートのときだけつけるもの」という考えの人もいます。
「毎日身につけるもの」という考えの人の場合、なかには「彼氏(彼女)がデートの時だけしかつけてくれなくてさみしい」と感じたり、「つけている日とつけていない日があるのはなぜ?浮気願望があるということ?」と不安に思ったりする人もいるそうです。
そんなモヤモヤに悩める方々にお伝えしたいのは、「デートのときだけつける派」の彼氏(彼女)に対して、「愛情がない」「浮気している(浮気願望がある)」などと決めつけないほうがいい、ということです。
人によっては、本音としては毎日身につけたいけれど、デートのときだけしか身につけられない事情があるという方もいるでしょう。
具体的には「学校や職場で、親しくない人からプライベートな話題に踏み込まれたくない」「職場の雰囲気や仕事内容的につけられない」「なくすのが怖いからあまりつけたくない」といった事情です。
ただし、さみしい気持ちや不安な気持ちを1人で抱え込むこともよくありません。まずは恋人に、素直な気持ちを打ち明けてみてはいかがでしょうか。
不安なままでいては交際を100%楽しめませんし、これからも末長くお付き合いを続けるためにも「話し合い」は必要不可欠な行為です。
ペアリングの身につけ方まとめ
ペアリングは2人の愛の証であり、とても大切なもの。だからこそ、いつまでもきれいな状態で保っておきたいですよね。そのためにも、1日に1回以上は外してお手入れをすること、そして入浴時、就寝時は外すことを心がけましょう。
またペアリングを身につけるタイミングは、人それぞれ。恋人があまりつけてくれないことに不安を感じたら、まずは素直に「どうして?」と聞いてみることから始めましょう。
ペアリングが2人にとって、いつまでも特別なものでありますように。