サステナブルジュエリーという選択。地球に優しいブランドを厳選
2022.9.19
サステナブルジュエリーとは?SDGsって何?
サステナブルジュエリー(サスティナブルジュエリー)とは、人や社会、自然環境に配慮して作られたジュエリーのことです。
SDGsを意識したライフスタイルへの関心が高まってきている昨今、身につけるアクセサリーもサステナブルなものを選びたいという方も多いのでは。
本記事では、地球環境にやさしいサステナブルジュエリーを取り扱うブランドを厳選してご紹介します。
エシカル、サステナブル、そしてSDGsとは
本題に入る前に、エシカルやサステナブル(サスティナブル)、SDGsといった言葉について、簡単にご説明します。
「エシカル」とは、直訳すると「倫理的な」という意味です。昨今は「人や社会、自然環境にとって優しいものを選ぶ考え方、行動」のことを指す言葉として使われることが多く、「エシカル消費」「エシカル商品」といった言葉も出てきました。
「サステナブル」とは、「sustain(持続する)」と「able(〜できる)」を組み合わせた言葉で、「持続可能な」ということを意味します。
そして、「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは、「持続可能な開発目標」という意味で、さまざまな社会問題や環境問題について、2030年までに解決していこうという国際的な取り組みのことを表します。
ジュエリーとSDGs
近年、ジュエリー業界でも、SDGsを意識した取り組みが始まっています。そのうちの一つが「サステナブルジュエリー」です。
サステナブルジュエリーとは、人や社会、自然環境に配慮して作られたジュエリーのことで、エシカルジュエリーとも呼ばれています。
具体的には、環境への影響が少なく、紛争の資金源とならないエシカルダイヤモンドを使う取り組みや、リサイクルされたゴールドやプラチナを使う取り組みなどがあげられます。
サステナブルジュエリーブランド8選
SDGsに対する人々の関心が集まっている察s紺、サステナブルジュエリーを取り扱うジュエリーブランドも徐々に増えてきています。
その中でも特にエシカルな取り組みを行なっているジュエリーブランドを、厳選して8つご紹介します。
HASUNA(ハスナ)
画像引用元:エシカルジュエリー | HASUNA (ハスナ)(最終閲覧日:2021/12/31)
「HASUNA(ハスナ)」は、日本で初めてRJC(責任あるジュエリー協議会:Responsible Jewellery Council)から認証を受けたジュエリーブランドです。
「HASUNA(ハスナ)」のジュエリーの素材には、エシカルダイヤモンドやエシカルゴールド、リサイクルゴールドやリサイクルプラチナ等、人や社会、地球にやさしい素材が使用されています。
デザインはシンプルかつミニマムで、普段使いしやすいものばかり。婚約指輪や結婚指輪の取り扱いもあるので、エシカルなブライダルジュエリーをお探しの方にもおすすめです。
R Ethical(アール・エシカル)
画像引用元:R ethical Story vol.oo3「装うこと、選ぶこと」 – R ethical(最終閲覧日:2021/12/31)
「R Ethical(アール・エシカル)」は、ニューヨークを拠点に、天然素材やサスティナブルな素材にこだわったジュエリー制作を行なっているジュエリーブランドです。
また、国際非営利組織・ARM(公正な採掘のための連盟:Alliance for Responsible Mining)が運営する鉱山で採掘された「フェアマインド認証ゴールド」を、日本で初めて導入したジュエリーブランドでもあります。
天然石の美しさをそのままに活かしたジュエリーは、どれもが1点もの。ブランドのコンセプトである「希望のかけら」がきっと見つかるはずです。
GYPPHY(ジプフィー)
画像引用元:Ring All – GYPPHY(最終閲覧日:2021/12/31)
「GYPPHY(ジプフィー)」は、「それぞれのライフシーンを彩るエシカルジュエリー」をブランドコンセプトに、毎日楽しめるファッショナブルなエシカルジュエリーを提案しているジュエリーブランドです。
地金の一部には、フェアマインド認証ゴールドやフェアマインド認証シルバーを使用し、宝石にはダイヤモンドと非常によく似た合成宝石「モアサナイト」を使用しています。
合成宝石のメリットは、環境への負荷が少なく、紛争の資金源になる可能性がないというところです。
さらに「GYPPHY(ジプフィー)」では、半導体の材料として作られた高品質なモアサナイトを二次利用することで、美しさと環境への優しさを両立させています。
EARTHRISE(アースライズ)
画像引用元:エシカルジュエリーコレクション|EARTHRISE〔アースライズ〕(最終閲覧日:2021/12/31)
「EARTHRISE(アースライズ)」は、日本国内ではまだ数少ない、フェアマインド認証ゴールドを100%使用しているジュエリーブランドです。
また、エシカルダイヤモンドやエシカルカラーストーン、人工的な処理を施していないオーガニックストーンなどを世界中から買い付け、人や地球への優しさにこだわったジュエリー作りを行なっています。
そんなアースライズのジュエリーは、流行を取り入れながらも、どこか温もりのある優しいデザインが特徴です。
in unam(インウナム)
画像引用元:in unam official web site(最終閲覧日:2021/12/31)
「in unam(インウナム)」は、インドに工房を持ち、適切なパートナーシップでジュエリー制作を行なっているジュエリーブランドです。
「プリミティブ(原始的な)」をデザインのコンセプトとし、華美で装飾のないシンプルなデザインが特徴。何世代も超えて受け継がれるような、お守りジュエリーとしてもおすすめです。
PRMAL(プライマル)
画像引用元:PRMAL [プライマル] | Ethical Diamond Jewelry(最終閲覧日:2021/12/31)
「PRMAL(プライマル)」は、「エシカルで上質なジュエリーを身近にする」をミッションとして掲げるジュエリーブランドです。
宝石には、合成ダイヤモンドであるラボグロウンダイヤモンドを使用。天然のダイヤモンドと同じく炭素だけで作られたラボグロウンダイヤモンドは、ダイヤモンドとほぼ同じ性質でありながら、採掘したダイヤモンドよりも環境への負担が少なく、紛争の資金源になる可能性もありません。
また、売上の1%を森林保全のために寄付する活動も行なっており、スタイリッシュな今時のデザインでありながら、地球環境にも貢献できるサスティナブルジュエリーブランドです。
ENEY(エネイ)
画像引用元:ENEY (エネイ)l 公式オンラインストアl ラボグロウンダイヤモンドを採用したジュエリーブランド – ENEY公式オンラインストア(最終閲覧日:2021/12/31)
「ENEY(エネイ)」では、高品質なラボグロウンダイヤモンドを使用したジュエリーを制作しています。ラボグロウンダイヤモンドは地球環境に優しいだけでなく、人工的に作られた物であるため、インクルージョン(不純物)のないピュアな美しい輝きも魅力の一つです。
また「ENEY(エネイ)」では、リサイクル可能なスチールをジュエリーボックスに使用するなど、梱包にまでサスティナブルであることにこだわっています。
limer lana(リメール ラナ)
画像引用元:Limer lana(最終閲覧日:2021/12/31)
「limer lana(リメール ラナ)」は、フィリピン・セブ島発のエシカルアクセサリーブランドです。
「limer lana(リメール ラナ)」の商品は、現地に住む貧困女性たちとのフェアトレードによって作り出されています。
また、売上の一部は生産地や周辺の貧困地区に寄付され、現地に住む子供たちの教育支援や生活支援のために役立てられています。
天然石やシェル、パールがあしらわれたリメール ラナのアクセサリーは、南国を感じさせる、素肌やTシャツに映えるデザインとなっています。
サスティナブルジュエリーで環境に配慮したおしゃれを満喫
いかがでしたでしょうか。本記事を通して、地球環境にやさしいサステナブルジュエリーをより身近に感じていただけたのであれば幸いです。
今回ご紹介したブランドに興味を持たれた方は、ぜひ実店舗やオンラインショップをチェックしてみてくださいね。