ピアスを開けて後悔するとしたら、どんなこと?後悔した人の本音は?
2024.8.17

ピアスを開けて後悔する事例とは?へそピや舌ピは後悔しやすい?
ピアスを開けたいけれど、本当に後悔しないだろうかと自問自答を繰り返しているという方もいらっしゃるでしょう。
特にへそピ(へそピアス)や舌ピ(舌ピアス)などの珍しい部位に開けようか迷っている方は、悩みやすいもの。
実際、ピアスを開けたことで後悔する人は、一定数存在します。ピアスを開けるなら、リスクやデメリットしっかりふまえた上でトライすることが大切です。
本記事では、「やっぱりピアスを開けなければよかった」と後悔した人たちの事例や、後悔を防ぐためにしておくべきことなどをまとめてご紹介します。
後悔事例1:就職活動でマイナスの印象を与えた(かも)
ピアスをしていると、就職活動で企業側にマイナスの印象を与えてしまうことがあります。ピアスOKの企業もありますが、歓迎されない企業も存在します。
女性なら看護師や保育士、学校教師などの職種は基本的にNGです。
ピアスホールだけが原因で印象がガタ落ちするということは考えにくいですが、とはいえ可能性としてありうるということは頭に入れておきましょう。
とくに年配の方は、ピアスに対して偏見を抱いていることも珍しくありません。ピアスをつけているだけで「軽薄だ」「仕事ができなさそう」と思われてしまったら、残念ですよね。
以前ほどピアスに対する偏見はなくなったとはいえ、第一印象が問われる職業に就職したい人や転職の予定がある人は、注意したほうがいいかもしれません。
後悔事例2:偏見を持たれた・怖がられた
一般的なおしゃれアイテムとして広く浸透しているピアスですが、とはいえ口や舌、軟骨、へそなどに開ける「ボディピアス」に対しては、抵抗感がある人も少なくありません。
耳以外の場所にピアスをつけていると、「怖そう」「やばそう」などといった印象を持たれてしまう可能性があります。
本来、外見だけで人を判断すべきではありませんが、現実問題として、そういう偏見を持っている人もいるということです。
後悔事例3:ピアスホールが化膿した
「ピアスを開けたら化膿した」というのは、よくある話です。
ピアス穴にばい菌が入ってかゆくなったり、化膿したりしてしまうと、なかには「軽いノリで開けなければよかった」と後悔する人もいます。
さらに残念なことに、ピアスを開けて化膿した部分は、なかなか完治しないというケースも。化膿がおさまる→再びピアスをつける→化膿するというループを繰り返すことがあるからです。
また、化膿した部分が完治するころにはピアスホールが閉じてしまうということも起こりえます。そうなると、何のためにピアスを開けたのかわからなくなってしまいますね。
後悔事例4:ピアスホールの位置を失敗した
「勢いで自分で開けたら位置を失敗した」、あるいは「開けたい位置があったのにずれてしまった」など、ピアスホールの位置を失敗して後悔する人がいます。
耳はピアッサーなどを使ってセルフで開ける人もいますが、そうすると左右対称で開けられないことも多々あるそうです。
左右非対称だったとしても、自分自身で「これはこれでおしゃれだ」と思えれば問題ありません。
しかし、初めてピアスを開ける人や、できる限り左右対称に開けたいという人は、ピアスホールの位置には注意が必要です。医療機関でのピアッシングをおすすめします。
後悔事例5:ピアスホールの手入れが面倒
ピアスホールには皮脂や汚れが溜まりやすいもの。ピアスを外したら、しっかりケアすることが大切です。
とくにピアスを開けて最初の1、2カ月は、丁寧なお手入れが必須。かゆみや化膿などのトラブルの防止につながります。
お手入れ自体はそこまで手間がかかるものでありませんが、とはいえ継続するのは面倒なもの。「こんなに定期ケアが必要だと知っていたら開けなかったのに……」と後悔する人もいます。
後悔事例6:学校やバイトでいちいち隠すのが面倒
学校やバイト先でピアスがNGな場合は髪型で隠したり、クリアなピアスに交換して隠したりしなくてはいけません。
高校生や飲食店でバイトをしている人などは、堂々とつけて出歩ける機会のほうが少ない、なんてこともありえます。
そうなってくると、「いちいち隠すくらいなら、いっそ開けなくても良かった」と思ってしまうのも、無理はないでしょう。
後悔事例7:ピアスホールを塞いだら、跡が残った
ピアスは継続的につけていないと、穴が塞がってしまうもの。ただし塞がるといっても、穴の跡は残ります。跡がきれいに消えることもありますが、そうでないこともあります。
とくにピアスホールを拡張している場合は跡が残りやすく、そうなると、ピアスをしていなくても目立ちます。
さらに「跡」だけではなく「しこり」が残ってしまった場合は、再度穴を開けるときはしこりを避けなくてはならないため、位置をずらす必要があります。このようなリスクも、知らずに開けている人は少なくありません。
後悔事例8:ピアスのせいでできないことがあった
ピアスをつける位置によっては、「できないこと」も発生します。たとえば「ヘッドフォンや耳当てをつけられない」といった話です。
またピアスをしていると、耳をガシガシ洗えなかったり、痒いときに思い切りかけなかったりもします。人によっては、強いストレスを覚える方もいるでしょう。
後悔事例9:ピアスのせいで運気が落ちた気がする
ピアスを開けた直後に嫌なことが連続で起きたなど、「ピアスを開けたのがきっかけで運気が下がったかも」と感じて後悔する人もいます。
風水でも、耳は「運気が集まる」部位だと言われています。
※ピアスを開ける位置&数の意味について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
へそピや舌ピは後悔しやすい?
耳たぶ以外の場所に開けるピアス、たとえばへそピ(へそピアス)や舌ピ(舌ピアス)、口ピ(唇ピアス)などは、耳たぶに開けるピアスと比べると、後悔につながる要素が多いと言えるでしょう。
例えば、開ける瞬間の痛みだけでなく、開けたあとのじんじんとした痛みが想像以上につらかった、という声があります。
耳たぶに開けるピアスと比べると、残念ながら偏見を持たれる可能性も高いといえるでしょう。
お付き合いすることになった相手にへそピや舌ピが開いていることを告げたら、残念ながら引かれてしまったという方も少なくありません。
またピアスホールが安定するまでのお手入れ・管理も、耳たぶに開けるピアスと比べると手間がかかるので、思っていたよりも面倒だと感じ、げんなりすることもありえます。
へそピや舌ピを開けようか迷っている方は、「偏見を持たれたとしても、屈しないメンタルでいられそうか」「しっかりお手入れができそうか」といった点について、慎重に検討することをおすすめします。
ピアスを開けて後悔しないために!注意すべきこと
ピアスを開けたことによる後悔を防ぐために、最低限、このポイントだけは抑えておきましょう。
なるべく医療機関で開ける
ピアスは市販のピアッサーでも簡単に開けることができます。しかし、ホールの位置がずれたりして、左右対称に開けられないこともも珍しくありません。
ピアスの穴は、できれば一度で成功したいものです。美容外科や皮膚科などの医療機関でもピアスを開けてくれるので、ぜひ医療機関でピアスを開けることも検討しましょう。
医療機関なら、かぶれや化膿などのトラブルが起きないように、ケアの仕方についてもしっかり指導してくれますよ。
開けたあとのケアを怠らない
ピアスを開けた後、最低でも1カ月はピアスホール周辺をいじくりまわさないように注意しましょう。またピアスホールが安定したあとも、定期的なケアが欠かせません。耳元をおしゃれに見せるには、日々のケアが大切です。
将来就きたい職業はピアスNGかどうか調べておく
将来就きたい職業がある場合は、ピアスがNGかどうかを事前に調べておきましょう。ピアスのせいで、就きたかった仕事に就けなくなったなんてことがあったら、後悔待ったなしです。
ピアスが原因で職業の選択が狭くならないように、就職前の人は注意が必要です。
ピアスを開けて後悔することまとめ
ピアスを開けて後悔する人もいれば、まったく後悔しない人もいます。開けてみないとわからないということもありますが、とはいえリスクやデメリットを調べてからトライすることが本当に大切です。
とくにへそピや舌ピといった、珍しい位置にピアスを開ける場合は、より慎重に見当したほうがよいでしょう。
世の中には、かわいくておしゃれなピアスがあふれています。後悔なくおしゃれを楽しめるよう、事前によく考えてみてくださいね。